電車ってすごい、その理由

普段から何気なく乗っている「電車」。移動手段としては、飛行機やマイカーなどに比べると地味な存在に感じます。
でも、電車って実はすごいんです。

どのようにすごいのか?
いろんな角度から検証できると思いますが、ここではその代表的な「新幹線」を例にとって解説してみましょう。

日本で最初の新幹線は、「東海道新幹線」ですが、開業は1964年です。
つまり開業以来50年以上経っています。

開業以来どれだけのお客様を運んだかというと、なんと56億人です。
ピンと来ないと思いますので、比較する数字を出してみますが、日本の総人口が約1億2,000万人ですから、50年間の間に赤ちゃんを含めた日本の総人口をざっと47回乗せたことになります。
もっとざっくり言うと、全国民を年に1回運んでいる、と言えます。
なにせ、全世界の人口が70億人ですから70億人なので、もうすぐ全世界の人を乗せる勘定になるわけです。

しかも驚くべきことに、56億人も運んで、乗客の死亡事故がたった1件、それもお客が車内で焼身自殺した事件の1件だけなんです。
ハッキリ言って、こんな乗り物は全世界探してもありません。
これは「安全」とかいうレベルをはるかに超えて、「神話」レベルではないでしょうか。
で、今も走ってるんですから。

この安全性という部分をもうちょっと深堀してみると、「もし東海道新幹線が無かったら」と考えてみましょう。
今の新幹線と同じ人数を運ぶ代替え手段として考えられるのは、飛行機か車、バスといったところでしょう。
船はちょっと速度の点で現実的ではないですから除くとして、新幹線の乗客を飛行機で運ぶとするとジャンボジェット機を1日100往復させる必要があるそうです。
これって無理ですよね。さらにバスの場合なら、40人乗りのバスを10秒間隔に走らせなければならないそうです。これはもっと無理!
マイカーで行くとしても今の高速道路のもっと太いやつを作れば大量に車が走れるでしょうが、現在の交通事故での死者が8,000人を超えていることを考えると、車で運ぶと死者が数万人規模になっちゃうと考えられるわけです。

このように移送手段として見た新幹線の実力は頭抜けてスゴイ事が良く分かりますね。

他のデータも調べてみましたが、
・1日平均乗車数 42万人
・走行距離 20億キロ(地球5万周相当)
・1列車当たりの平均遅延時間は36秒
とのことでした。

チョット待ってください!

いままで地球を5万周も回って、平均の遅延時間が36秒?!

・・・確か新幹線って、昔は時速250キロとかで、今は時速300キロとかで走ってるんですよね。
それでもって36秒しか遅れないんです。

世界的に一時は、電車という輸送手段は廃れて、飛行機の時代とか言われていたそうです。
でもこういった新幹線の実績を見ると、これからは一層「電車の時代」になるように思えてきます。

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